今日ラジオを聞いていたら意外な番組がありました。
「千眼美子の飛んでけ!SOUND WAVE」
もともとファンだったわけではないけど電撃移籍が印象に残っていたので。
「せんげんよしこ」という読み方も初めて知りました。(「せんがん」だと思ってた)
番組ページにプロフィールもありますが、芸能界時代に触れないわけではないみたい。
映画「変態仮面」でしか見たことないけど流石にそれは載ってないな(笑)
あの映画本当にダメだったもんな〜。
番組の初めはリスナーからのメッセージを読んだり簡単な料理を紹介したりして、よくあるラジオ番組って感じでした。
ただCMは当然幸福の科学だし、番組中でも教祖が作詞した曲を流していました。
歌詞の内容はバリバリ宗教的。
表現は説明的でかなり平凡だなという感じ。
千眼さんも教祖の作詞で子供と「バナナ」って曲を出すみたいなんですが、それって「パプリカ」のパクリか?(ダジャレ)
教祖がやる有名人イタコ芸とか見てるとあの人ってかなりのワナビーなんじゃないかなと思います。
自我のバランスが心配になります。
単に多くの人の目を引くための道具にしてるだけだろうか。
後半は幸福の科学が作った映画の紹介で、海外で絶賛されてるということを連呼するよくある手法でした。
宗教が嫌いな人が聴いたら批判したくなるでしょうね。
でも他の「普通の」番組も趣旨は違えど全部啓蒙、宣伝、刷り込みですよ。
そこには気付いた方がいいと思うな。(特にテレビ番組)
この人が印象に残っていたのはなんとなく同情(?)するところがあったからです。
芸能界で利用されて嫌になって信仰に走ったのかなというイメージを持ったので、同情というかそうなるのも無理はないかなと納得する部分がありました。
でも教祖は息子と結婚させようとしていたというし、今は広告塔になっているので端から見たらまだ利用されているのではと思ってしまいます。
ただそれは僕の勝手な見方であって、信仰心・宗教を否定する気は一切ないので彼女が幸せならそれでいいと思います。
ところで「幸福の科学」の影響力って結構軽視されてると思います。
ほとんどの人が変わった宗教で自分とは関係ないと思っているのではないでしょうか。
でもこんなに長い間教団を維持し、映画を何本も作り、政党を作り選挙に出続けるには単純にお金が要ります。
それも莫大な。
そしてそのお金を集めるには信者の存在が不可欠であり、それだけの金額を集められるほどの信者数と支持があるということです。
この規模はすごいと思う。
天理教みたいに街を作ったり、公明党みたいに各方面に影響力を持つようになる可能性が無いとは言い切れないと思います。(もう学校はあるんだっけ?)
まあ信者だという人に会ったことは無いですけどね。
ただ会ったとしても大体はいい人なんじゃないかなと思います。
ほとんどの宗教は一般社会に通じる道徳を説いているので、個人として接する分にはいい人が多いと思っています。
そして宗教に入る人は傷ついた人が多いというのもあるので、僕は信仰心を持っている人を否定する気にはなれません。(多くの日本人の無自覚な信仰心はいつも批判してます)
誰も助けてくれなかったところに手を差し伸べたのがその宗教だったんだよね。
それが集合体となると危ないこともあるんですけど、それはどの思想団体でも同じ。
彼女の言動はこれからも知る機会があると思います。
そしてその時また幸せと宗教について考えるのでしょう。