放水路に行った時に色々思うことがありました。
施設の性能はものすごく高く、25メートルプールを1秒で空にしてしまうほどなんだと説明員の方は話していましたし、パンフレットでもそういった点がアピールされていました。
そして最近の実績として今年の台風で4日間フル稼働させて排水したことがあったそうです。
施設や職員の方は大変なご苦労であったと思うのですが、僕は正直「やばいな」と思ってしまいました。
というのもそんな高い性能を誇っている施設を4日間フル稼働させないといけない都市の構造に危うさを感じてしまったからなんです。
その不安は単なる無知から来るもので、施設としては万全だったりするのかもしれません。
でも台風や豪雨の回数と規模は年々増大しているような気がします。
(稼働数は増えていると言っていました)
もし壊れてしまったらと考えると恐ろしくなってしまいました。
我々の生活は結構綱渡り状態なのかもしれませんね。
それから出口で人数をカウントしている人がいたので何人来たのか聞いてみると
僕たちが出た時点で9千人以上とのこと。
最後まで数えると1万人は超えていたでしょう。
外国の方の姿もありました。
こういった小さな町に1万人も集める施設があるというのはすごいことではないでしょうか?
しかも派手なテーマパークでもありませんし。
これは利用するしかないと思うのですよね。
実際祭りは開催されていましたが、もっと地域全体でアピールしてもいいと思います。
施設までの道のりでお店に立ち寄ったことを書きましたが、やはりその通りのお店のマップを作って駅に置くべきです。
地域振興は実は身近で意外なところにチャンスがあって、アイディア次第で盛り上げることができるのではないでしょうか。
地方の人口が流出している問題は、地元の人の努力や意識の問題といった部分もあるのかもしれません。