今週のお題「方言」
僕は沖縄出身ですが東京在住なので普段方言を話すことはありません。(放言は多々有り)
と言っても方言を話す世代でもないので単に訛りがあるだけです。
父と祖父が方言で話していることは、なんとなくでしか内容がわかりません。
まあ他の地方の人が聞いたらなんとなくもわからないでしょうが。
沖縄は戦時中、戦後と方言を禁じられた時代もあったそうです。
(方言話すと先生に殴られたってさ!あきさみよー)
上の世代が方言で会話していても僕らに対しては標準語を話すので、意識上に隔たりがあるのでしょう。
ところで南の国の言葉は結構似ているように思えます。
発音や強弱で近いものを感じますね。
カリブ海に浮かぶ島国ジャマイカは基本英語ですがパトワという方言もあります。
そのパトワの挨拶で"Wha gwaan?"(ワーグヮーン?:元気?)という言葉があります。
日本語では「ぐゎ」はすでに失われた大和語の発音です。(くゎ、ふぁ等)
沖縄では未だにあって、日本より遠く離れたジャマイカとの不思議な共通点を感じます。
ちなみにワーグヮーンは沖縄語にそのまま直せるのですが意味は「豚ちゃん」になります(笑)
音楽のリズムが裏打ちであったり、話すテンション(うるさい)も似ています。
性格的にものんびりしていて時間にルーズ、陽気なところが共通しています。
それはアフリカ、東南アジア、南米でも当てはまるのでは?
この曲はアフリカのアーティストShikishaの曲。
沖縄で流れていても観光客は誰も外国の曲だと気付かないのではないでしょうか。
アフリカで「ン」から始まる単語があって、しりとりで「ンジャメナ」って言って終わらないパターンに持ち込むやついましたよね(笑)
その「ン」から始まる言葉は沖縄にもあります。
沖縄人はしりとりに超強いらしい→理由:「ん」から始まる言葉が92個もある(全文表示) - コラム - Jタウンネット 沖縄県
これも地理的な共通点が関係しているのでは?
沖縄はそのルーズさから結構ディスられることがあるのですが、ちょっと弁護させてください。
県民性といった素質は民族の持つ特性ではなく、地理的条件によって決まってくる部分がほとんどだと思います。
人間誰しもその土地、環境に影響された人格になっているんだと思って大目に見てくれませんか?(笑)
まあ僕も沖縄人のダメな部分よく見えてしまいますけどね。
それよりもまず自分を見つめ直すことが大事なんだと思います。
人にとやかく言える人間なのかい?っていつも自分に言い聞かせるようにしています。