「ディスる」
最近よく聞くようになった言葉です。
英語のDisrespectの略で、「けなす・文句を言う」の意味です。
他には
パリピ=パーティーピープルの略。楽しく騒ぐ仲間たちの意。(本来は集まった人々)
チルアウト=まったりくつろぐ。
リスペクト=尊敬する。
バイブス=雰囲気、ノリ。
などを使う人が増えました。
これらは英語のスラングなのですが共通点がわかりますか?(スラングじゃない物も)
それは「B-BOYが好んで使う言葉」という点です。*1
そもそも「ディス」が一般的になったのはバラエティ番組「リンカーン」でラッパーのD.O.が多用したからです。
というわけでもしかしたらBボーイの言葉がこれからもっと使われるかもしれないのでご紹介。
ビーフ=Beef:揉め事、喧嘩。
ラッパーは曲中で他のラッパーを攻撃することがあります。
それが「ディス」で、応酬になると「ビーフ」
アメリカではあまりにエスカレートすると殺人事件にまで・・・。
例「今彼女とビーフなんだorz」「ドンマイ」
レペゼン=Represent:代表。
レペゼン◯◯←場所や所属を入れます。
例えば学生なら学校名やサークル名を入れて使います。
例「レペゼン◯◯大学ウェーイ!」(ウザッ)
インダハウス=In da house:ここにいる。登場する。
例「レペゼン◯◯大学!XX(名前)インダハウス、ウェーイ!」(ウザッ!!)
ワック=Wack:ダサい。
物事が下手だったりダサかったりすると使います。
ラッパーならワックMCと呼んでディスります。
例「バイトの先輩偉そうなくせにミス多すぎ」「そいつ超ワック」
エー・ケー・エー=a.k.a. also known as~:〜として知られる。またの名を〜。
例「レペゼン〇〇大学XX a.k.a.パーティーモンスターインダハウス!ウェーイ!!」(超ウザッ!!ダサッ!!!)
メイクマネー=Make money:お金を稼ぐ。
例「マイマザーの指示受けてメイクマネー中だぜ」「お使いの小遣いじゃん」
他にもマイメン(友達)、スキル(技術)、ボム(とっておきの物)、サグ(ワル)、ディグる(探す)は日常でも使いやすそうです。
使用例はゆるーくしておきましたが、スラングは結構きつい言葉だったりするので英語圏の人には使わないほうが無難ですね。
最近はラップブームらしくテレビでもフリースタイルバトルの番組がやってるらしいので、これらの言葉を聞く機会もあるかもしれません。
僕はラップ音楽が昔から*2好きなのでこれらの言葉はずっと仲間内で使っていました。
でもまさか日本でここまで一般的になるとは想像もできませんでした。
テレビ持ってないし日本語ラップはあまり聴かないし。
つーかみんなが知ってるスラングなんて価値ないね!
じゃあ教えなくていいじゃんってとこなんですが、ブームはやっぱりブームなのでしばらくすると収まってほとんどの人が使わなくなると思います。
今の2〜3割も残るかな?
その後も好きでい続けたならその時は語り合おうぜBro.
Peace.