新宿三丁目にある「牛かつ もと村 新宿南口店」へ行ってきました。
新宿には2015年に開店してから連日、営業中常に行列が途切れない人気店です。
新宿だけで3店舗あります。
ちなみに僕は行列が嫌いで、牛肉はそんなに好きではありません。
なのでいつもは行列を横目に通り過ぎるだけだったのですが、この日は時間があって何もすることが思い浮かばなかったので並んでみました(笑)
開店当初は日本人だけが並んでいたのですが最近は外国人が増えてきています。
お客さんの半分は外国人で大体は韓国人でした。
もはや日本を代表する名物料理と呼べるでしょう。
いつも通りがかる時より少ない行列だったので並んだのですが、考えが甘かったです。
まず入り口(地下の店内へ続く階段)にたどり着くまでに30分かかりました。
その前に外で待っている間にはなんと雪まで降り出す始末。
この時期並ぶ方は寒さ対策は必須です。
てか真夏に並んでた人達すごいな・・・。
店の入り口から歩道を挟んで並んでいると、その離れた行列に気付かず入り口にすぐ並ぼうとする人とそれを注意する人がいる光景が見られるのはあるあるなのでしょう。
きっと毎日だと思うのでお店の人がわかりやすくした方がいいですね。
階段にたどり着いてからもまだ待ちます。
でもこの時点で注文を取ってくれるので席に着いてから配膳まではスムーズです。
最初に来たお店では一番スタンダードな物を頼むことにしているので、牛かつ定食にしました。
他にはとろろが付いていたり、かつ2枚のメニューもあります。
階段から見える店内にはなぜか煙が立ち込めています。
地下だから換気悪いのかな?
そして外で並んでから約1時間。
ついに料理にありつけました!
割とカツが小さく感じます。
全体的には一般的なカツ定食の構成になっていますね。
細かいパン粉を薄くまとった衣がきつね色に揚がっていますが、中はレアに仕上げられています。
高温短時間なのでしょう。
サシが綺麗に入っていました。
(余談ですがパン粉はpankoとして英語になっているそうです)
配膳の際に店員さんが食べ方の説明をしてくれます。
キャベツにはソースをかけておきましょう。
麦ご飯は一回おかわりできます。
いきなり店員さんの説明を無視する形になりますが、まずは何も付けずにそのまま食べてみました。
全く臭みがなく脂の甘さを感じる柔らかい肉質です。
普段牛肉をあまり食べないので凡庸な表現ですいません。
塩コショウがしっかりと振られているのでソースはいらないと思えるほどの味が付いています。
そして店員さんに教えてもらった通り、目の前に置いてある小さい石焼き七輪でレアな牛かつを焼いて食べます。
ここで焼くので店内が煙たくなっていたんですね。
じゅわ〜
両面焼きます。
そして最初はわさび醤油で食べます。
わさびの清涼感のある辛味が脂をすっきりとさせて美味しい!
次は山わさびソースで食べます。
焦げ目が香ばしくソースとも合っていてとても美味しいです!
僕はこのソースが好きだな。
他には岩塩もあります。
初見では牛かつの切り方が細か過ぎるのでは?と思ったのですが焼くときに火が通りやすいのと、切れ数が多くなるので味の変化もたくさん楽しむ事ができます。
焼くと脂が溶け出しジューシーになり、身がよりほぐれやすくなるので舌へ旨味がよく伝わるようになります。
あと小さいと思ったのですが、脂が多いのでちょうどよく食べきれるサイズだと実際に食べ終えてから気付きました。
とはいえ個人的にはやはり牛肉の脂はちょっともたれます・・・。
カツは脂を全部閉じ込めますからね。
和牛好きな方にはおすすめです。