僕は魚の缶詰が好きなのでちょいちょい食べます。
今日はその中でもちょっと変わっているであろう缶詰を紹介します。
「カレイの縁側・醤油煮込み」です。
内閣総理大臣賞受賞だそうです。
もう20年も前か!
実は有名なのかな。
カレイの縁側をしょうが、醤油、みりん等で煮込んだものです。
では開けてみましょう。
ぱっかーん!
身はあまり多くなく骨ばかりのように見えます。
そしてたっぷりの脂!!
ツナ缶と違って添加した植物油ではなくカレイ自体の脂なんです。
箸でつまみあげてみました。(ピンボケですいません。。。)
一口食べてみると、さらっとした魚油の中にふくよかな甘みをたずさえた旨味があってそれが舌の上に広がります。
身は噛まなくてもすぐにほどけてしまいます。
もはや旨味しか残っていない!
骨は柔らかく煮込まれプチっとした弾力を感じるだけ。
しょうがの繊維質な食感は軽やかです。
さてこいつをどうするかといえば、やはり白飯にぶっかけるしかありません。
これ以上に合う組み合わせはあるのだろうか。
熱々の白飯に絡み合う魚油・・・。
なんてギルティ。
たっぷりのカレイの脂が潤滑油となって白米の抵抗を奪い、もはや飲み物と化してしまいました。
途中で酢醤油を加え味変をしてみます。
カレイの煮汁も甘めですがそこに白飯の甘さも加わっていたので、酢醤油がさっぱりとしたアクセントになります。
また食が進むー!!
最後はネギも加えてみました。
完成です。
缶詰を白米にぶっかけただけの物を食べる中で調理が進んでいたのです。
そしてここで完成してしまったのです。
うまい・・・。
本当にめちゃくちゃうまいです。
とんでもなくギットギトに見えるでしょうが良質の魚油はもたれるということはありません。
しょうがの臭み消しも良く機能しています。
本当にさらっと食べられちゃいました。
わさびや海苔、梅、ゴマなど好きに加えて食べちゃってください。