トピック「とろサーモン」について
M-1 2017観ました。
テレビを持っていないので毎度ながら誰かに見せてもらうしかないのでタイムラグができてしまいます。
結果もわかって見てしまうのが残念なところです。
【準決勝】
1組目「ゆにばーす」
男女コンビでできること、ボケの女の子の個性を最大限に生かした漫才。
「AKBに入りたーい!」ってネタをあの声で初めて聞いた時は衝撃的でした。
今回トップバッターとして最高のスタート。
コンテスト自体の盛り上がりの起爆剤になったと言っても過言ではないですね。
2組目「カミナリ」
面白いけど個人的に苦手なスタイル。
ドツキとガナリが強すぎるんですよね・・・。
今の時代には合いにくいんじゃないかなあ。
面白いんですけどね。
遠回しに示した上沼さんに同意。
3組目「とろサーモン」
ブラックマヨネーズを彷彿とさせるネガティブ漫才。
ダダかぶりってわけではなくて自分たちらしさが出ているので面白いですね。
ネタの選択も良かったと思います。
久保田さんがひたすらなじられるネタはちょっとかわいそうになるもんね。
面白いけど(笑)
関係ないけど昔黒縁メガネかけてたら久保田さんに似てるって言われたことがあります。
4組目「スーパーマラドーナ」
すごく面白いです。
ただ平均的な関西の漫才って感じです。
レベル高いんですけどなんかこう飛び抜けないというか。
これが「華」ってやつかな。(どんだけ偉そうやねん)
点数の高さはあまり納得できない。
プロと素人の見方の違いなんでしょうね。
5組目「かまいたち」
大好きなコンビ。
キングオブコントも面白かった!
今回は正論を言うのがボケという漫才。
これは怪談に矛盾があるから成り立つネタ。
日常、世論に対して正論を言う方がおかしくなってしまうという実は深いネタなのではないでしょうか。
6組目「マヂカルラブリー」
おおーまさかマヂカルラブリーが出るとは意外でした。
見る人を選ぶスタイルなので大舞台に出る感じではないと思っていたんですよね。
関西の人はダメだろうな(笑)
ただ昔のもっとギラついた尖った感じがなくてマイルドになっている感じがしました。
筋トレ始めてからかな〜。
7組目「さや香」
唯一知らないコンビでした。
テンション高くて面白かったです。
熱量を中心に押していった感じですね。
M−1で優勝した時のチュートリアルを思い出しましたがあそこまで引き込む力がなかったかな。
8組目「ミキ」
関西の正統派な漫才のスタイルですがキャラも強く勢いもすごい!
めちゃくちゃ面白い!!
関西は層が厚いな〜。
9組目「和牛」
とてもうまくて安定感のある人たちというイメージですが、X Japanを歌いながら桂むきする変わったこともしてます。
あれめっちゃ好き。
ネタの方は序盤の盛り上がりが欠けているように思えましたが、そこで伏線をしっかり張ったことで完成度が素晴らしく高くなっていました。
10組目「ジャルジャル」
昔は斬新だったんですけどね〜。
自分たちも途中で不安になっていたような気がします。
点数のばらつきはすごく納得。
【決勝】
1組目「とろサーモン」
石焼き芋がぶっ飛んだ世界観で展開されていきます。
面白い〜。
水商売ボーイ時代のマイクパフォーマンスが生きてるような気がする(笑)
僕の印象なのですがぶっ飛んだ世界観かテンションの高い漫才をした人たちが今までに優勝することが多いと思います。
2組目「ミキ」
掛け合いのテンポの良さは抜群ですね。
無理やり難を探すと、若い人向けすぎるのと声が聞き取れない人がいるかもしれないという点でしょうか。
そこは個性と面白さ、大多数へのアピールと紙一重な部分ですね。
3組目「和牛」
1本目に通じる伏線の巧さがあるネタでした。
ただテンションの高さがないのが致命的。
1本目の盛り上がりがあった分ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
ネタも悪く言うと陰湿な感じでしたし。
上でも書きましたが、ぶっ飛んだ世界観とテンションの高さが優勝のカギだと思う!
というわけで、2017年はとろサーモンの優勝で幕を閉じました。
いつもながら録画を見たので事前に順番決めのシステムや上沼恵美子さんの審査に賛否がどうのこうのという話題を目にしたりしていました。
もちろん内容は読まないようにしていましたけど。
結果的に僕はどちらも良かったと思います。
くじ引きシステムはマンネリを払拭できていましたし、上沼恵美子さんは本気の講評と笑いを織り交ぜてプロの意識を感じられました。
出演者のプレッシャーは大変だったみたいですけどね。
ところで次にブレイクする人たちを見つけたいならこのラジオ番組がオススメです!
ゆにばーす、カミナリもこの番組でよく聞いていました。