「コーヒー第4の波はすでに起きている」
このタイトルで記事を書こうと思いつつも放置していたところ産経でこんな記事を見つけました。
やられた・・・。先を越されたぜ。
まあ先に書いていたとしてもこっちは何の影響力もないのですが。
しかし内容は僕が考えていたのとはちょっと違うなあということで、僕がぼんやりと考えていた第4の波はどうなるのかという予想を書き綴ることにします。
その前に第3波までの説明がいるかもしれませんね。
簡単に言うと
第1波 インスタント技術などでコーヒーが家庭でも飲めるようになる。
第2波 チェーン店ができアレンジコーヒーが広がる。(スターバックス等)
第3波 こだわりのお店ができ、味・品質の高いものを求める人が多くなる。(ブルーボトル等)
コーヒー業界の新潮流!3分でわかるサードウェーブコーヒー│ジョージア ヨーロピアン
そして産経の記事によると自宅で高級な豆、器具を使う人が多くなることが第4波なんだそうです。
1万円の豆とか20万円の器具とかすごいですね。
でもそれは一部の人しかできないんじゃないかなあ。
もっと広く浸透しなければムーブメントとは呼べないでしょう。
僕が着目していたのは「焙煎」です。
焙煎をもっと自由に自分好みに行う人が増えるのではないかというのが僕の予想でした。
例えば自家焙煎。
こういった手網を使って自宅のガスコンロで焙煎することができます。
コーヒーの生豆(なままめ)は専門店があるので簡単に手に入ります。
「生豆本舗」
そういや昔テレビでス◯バの広報の人が生豆(きまめ)って読んでてあんまりコーヒーのこと知らないのかなって思ったことがあります。
あそこってディズニーを目指してるらしいですね。
意味わかんないけど。
焙煎の前後にハンドピックという作業をしたほうがいいんですけど、これがなかなか地味で楽しいです(笑)
ハンドピックとは欠陥豆と呼ばれる良くない豆を手作業で取り除くことです。
そういや昔ス◯バの豆をもらった時にそれがまずくて困ったことがあります。
なんとかならないかと思ってハンドピックしたんですけど、5分の1くらいは欠陥豆でした。
まああんなに大量に扱ってたらハンドピックなんかできないでしょう。
そしてそこで手を抜いた味をごまかすためのあの深煎りなんだと思います。
ごまかせてはいないんですけど、そこまで味を気にしない人が行くからまあいいんでしょう。
おっとス◯バディスが過ぎてしまった!
自家焙煎の難を挙げるとしたら「面倒」ということです。
20分近く網を振り続けないといけないし「チャフ」という薄皮が飛び散って掃除も大変です。
というわけでこれも好きな人ではないとハードルが高いかもしれません。
しかし生豆の焙煎をオーダーできるお店もあるんですね〜。
都内だと「やなかコーヒー」「コンパスコーヒー」やさらに小さなお店も少しずつ増えてきています。
生豆を選び焙煎の度合いを決めるとその場で焙煎がスタートします。
これは早ければ10分くらいで出来上がるのでお手軽です。
豆の種類も多く、焙煎度合いも選べて味の自由度を格段に広げることができます。
こだわりのお店でいろんなコーヒーを飲み、性質を知った上で自分好みのコーヒーを作り上げることが第4の波ではないかなと僕は考えています。