みなさん最近の邦画ってお好きですか?
僕は好きじゃありません。
理由としてはよく言われてるやつです。
ストーリーがつまらない、CGがしょぼい、出てるのが話題のタレントばかり、演技力がないetc..
これから日本映画の質を高めるための提案としてアイディアを一つ思いついたんですけど「CMにタレントを使わない」ってのはどうですかね?
CMって旬のタレントを起用しただけのストーリー性は皆無で、そのタレントのイメージビデオになってるだけの物やつまらないギャグを言わせるだけの「あの人がこんなことするなんて」みたいな意外性だけで評価されてる物が大半な気がします。
それって起用タレントのイメージありきですし、そこを排除して冷静に見ると内容としてはかなりつまらないです。
タレントを起用したCMはCMとしての役割も果たせていないような内容だと思います。
「CM女王」とかって話題になりますけど、誰が出てるかが重要になっていますし、何本も出て結局そのタレントのイメージしか残ってないからCMとしては失敗なのでは?
一番嫌いなのは「タレントに従業員のフリをさせるCM」ですね。
業務には全く関わっていないのに企業の理念を語らせたり、頑張って働いてますみたいな風景やらせるやつ。(三◯UF◯銀行とか)
そのタレントは部外者だから無責任だし、普段頑張っている現場軽視も甚だしい。
まあ単に僕がタレントの出てるCM嫌いで見たくないってだけなんですけどね。
でもCMって日本映画に共通した問題を抱えていると思うんですよ。
面白いとされている「三太郎シリーズ」「白戸家」とかもあれ中身全くないですからね。
理論もなくただランダムなだけですよ。
結局のところあんな内容を面白いと思ってしまう人々の感性が日本映画のつまらなさの一因なのではないかなと思います。
だからタレントに依存するのではなくストーリーととしての面白さが引き立つような「作品」と呼べるCMを作るようになるといいと思います。
そこで制作側も視聴者も感性を養う練習の場にするというのがこの提案の狙いです。
まあCMなんだから商品のことPRするのが重要って意見もあるでしょうが。
そういや最近話題の映画「カメラを止めるな」は低予算で有名なタレントも出ていないのにヒットしていますよね。
やっぱり映画は内容で評価されるべきだと思います。
ただあの監督は次回作撮りにくいでしょうね。
予算たくさんついてスポンサーやらお偉いさんが口出ししてきたり、演技が下手なアイドル、タレント使わないといけなくなったりしそう。
そこを全部突っぱねて自分を通すことができればまた面白い作品ができると思うんですけど。