本日新しい元号が発表されました。
「令和」
簡潔で澄んだ空気感のあるとてもいい元号だと思います。
クールじゃん!
「平成」の発表時の記憶はありませんがこれまでは崩御が前提だったので雰囲気は全然違っていたでしょう。
発表時こそ厳かな緊張感が漂っているように感じましたが、その後は明るくお祭りのような祝福ムードになっています。
前回の記憶がないのでこれは想像ですが平成の時よりも否定的な意見は増えたのではないでしょうか。
命令の重苦しさやゼロを意味する零につながると言っている人達もいました。
これは現政権に失望している人が多いのでその人たちにとっては何が発表されてもネガティブにとらえてしまうということなのでしょう。
そしてもう一つには元号という概念自体が時代に合わなくなってきているという部分も大きくなっているのだと思います。
30年前とは人々の意識が変わっているのです。
とはいえ元号と共に新しい気分になった人の方が多いでしょう。
そういう新鮮な春の空気が伝わってくるようでした。
これが日本という国に生きてきたという実感なんだな。
しかし注意しなくてはいけない点があります。
令和には厳しい寒さの後に続く春や平和への願いが込められているとのことでしたが、願いや祈りはそれだけでは無意味であるということです。
そんなことをしても災害は起こるし社会の問題は変わらず噴出し続けるでしょう。
大切なのはそれをわかっておくこと。
期待が裏切られたからといって失望しないということです。
誰かに幸せにしてもらおうとか、運を待つとかではなく自分で自分の幸せを決めるしかないのです。
それができずに「こうあるべき」と他者に自分の正しさを押し付けてしまうと怒り暗い気分になってしまいます。
変えたいなら行動しなきゃね。
正しくて優しいやり方で。
これは自分への戒め、決意。
2019年4月1日月曜日の11時30分過ぎ。
日本の時代と、そして私たちが大きく変わった瞬間。
それが新しく楽しい気持ちであった人は幸いですが、その楽しさを保ち続けるには自分の工夫や努力が必要なのです。
このブログでも日々の中にあるささやかな楽しみを見つけるということをメインテーマにしています。
今日のインパクトは大きかったかもしれませんが全てのことは少しずつ変わり続けています。
これからも変わり続ける新しい時代を、新しい私たちを私たちは毎日祝おう。