全ヤッホーファン待望の新商品"SORRY UMAMI IPA"の缶入りがついに解禁になりました。
でーんっ!!!
"SORRY UMAMI IPA"
ド派手なデザインでインパクトがあります!
なんと原料の一部に「かつお節」を使用しているという変わり種ビール。(英語でBonitoって言うんだ〜)
デザインといい原料といい全てが日本ではかなり珍しいのではないでしょうか。
これは現代ビールの本場アメリカにおいて日本を代表するクラフトビールとするべくヤッホーが本格的に取り組んだ商品なのです。
それでデザインが日本を強く意識したものになっていますし、ネーミングにも"UMAMI"(うま味)が使われています。
それが今回「逆輸入」という形で日本でも発売されることになりました。
しかし実は僕はこいつを3年間待っていたんです・・・。
同じようにかつお節を使用したビールが3年前に「前略好みなんて聞いていないぜSORRY 2013年限定」として発売されていたのです。
当時あまりの美味しさに感動して缶を取っておきました(笑)
もう個人的2013年ベストビールとして君臨しましたね。
結局1ケースくらいは買ったと思います。
1ケースなんてあまり多くはないと思いますが、僕は同じビールを飲むことが少ないので自分にとってはかなり飲んだ方です。(1種類1缶が基本)
美味しかったので結構友人にあげたりもしましたが。
その後の前略シリーズ黒五ポーターも粗塩柚子もとても美味しかったですが、これに比べると無難で驚きにやや欠けていたと思います。
左、2013年 右、2016年
二つとも並べてみましたがかなり違いますね。
前略シリーズ(左)はSORRY(右)と比べてしまうとやや控えめなデザインです。
傾奇者のイラストは裏側に小さく描かれています。
いや、そんな缶の違いはどうでもいいんだ・・・。
お前はあの時のお前なのか・・・?
期待も共にグラスに注ぎました。
むむ!若干色が濃い気がする。
「前略」ではもうちょっと薄く明るい色でした。
味はどうでしょう、一口飲んでみると。
これは!かなり近い味がします!
柑橘の爽やかさが吹き抜けたあとの旨味とコクが素晴らしい。
しかし・・・2013年に比べると味も濃い・・。
方向性は同じですが別物と言わざるをえません。
ひとしきり記憶を辿りながらテイスティングをした後原料をみました。
左、2013年 右、2016年
ほとんど同じようですが、小麦の表示がありません。
そしてかつお節の表記が繰り上がっています。
原材料は使用量の順に並んでいるので、かつお節の割合が増えたことを意味します。
それでボディが強くなっていたんですね。
しかもアルコール度数も上がっています。
最近は軽いビールがトレンドなので僕は2013年版がそのまま出ればかなり受けると思っていたのですが、アメリカのクラフトビールの主流に合わせてなのかしっかりとした飲みごたえを選んだようです。
正直エステル香が強くアルコール感を重く感じてしまう仕上がりでした。
個人的には過去と比べてしまっているので残念ですが、美味しいビールであるということは間違いありません。
まあ僕の「好みなんて聞いていないぜ」ということで皆さんはお楽しみください!
10月18日(火)から全国のローソン系で発売となるようですので日本にも世界にも類を見ないかつお節ビールをお試しになってみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕は通販で買ったので先行して飲むことができました。
樽生はもっと前からよなよなビアワークスで飲むことができていましたね。
通販では「よなよな通信」なるものが同封されていました。
ローソンの商品では「パリパリごまわかめ」「レモン風味のスモークタン」が合うそうです。
今度試してみよ〜。