近所のファストフード店に行った時の話なんですけど、最近そこに外国人の店員さんが増えているんですよ。
基本笑顔はないし雑な感じしてきたよなと思うようになりました。
先日持ち帰りで買って家で紙袋を開けて中身を取り出してみると、紙ナプキンに赤い色が付いていました。
見た感じは口紅みたいな?まあいっかと思って食べようとしたんですけど赤って血も連想させるし嫌な気持ちになりました。
濡れた手で取った跡もありましたし。
どうしようかと思ったんですが正体不明で安全性も疑われるし食べる気がしなくなったので、またお店に行って返すことにしました。
よく見ると店員さん半分は外国人でしたね。
それで日本人の上役ぽい人を狙って「実はこんなのが・・・・」と見せると謝ってすぐに中身も取り替えてくれました。
でもそれで(あ、そこまでしなくても良かったんだけどな・・・食べ物もったいない・・)と自分が過剰反応してしまったんではないかと自己嫌悪に陥る羽目に。
そのあと少し考えたんですが、最近都内のファミレスやコンビニでは外国人従業員が本当に増えています。
彼らがミスをすると「やっぱ外人だな」みたいな見られ方をしてしまうようになりはしないでしょうか。
日本人でもミスはするし愛想のよくない人もいるけど、外国人というだけで目立つし印象を決めつけられてしまうことが増えるのではと心配になりました。
そして日本人と外国人との溝が深まってしまうみたいな。
外国人店員にキレる日本人の話ネットではよく見かけますし。
他方の問題としてそもそもファストフード店のサービスがこれまで過剰だっただけなのではないでしょうか。
値段と給料からするとこれくらい雑で当然なのかもしれません。
日本品質というのは高いサービスに対して低い対価で支えられてきたものなのではないでしょうか。
だからこの問題を解決するにはまず時給を上げて有能な人材を確保すればいいのです。
そうすれば要求するレベルに達していない人を採用しないことも不自然ではありません。
しかしそれは商品価格の上昇に直結します。
1.5倍とか2倍の価格をファストフードで払えるでしょうか?きっとそれは無理だと思うでしょう。
だから今の値段だったらこのサービスは当然なんだと理解して受け入れるしかありません。
きっとスマイル0円って当たり前じゃないからインパクトのある商品なのでしょう。
日本人は他人に対してお金は払わないけど高い品質を要求し過ぎたんだと思います。
それが今の社会の疲弊感に繋がってるんじゃないかな。
外国人が増えてサービスがダメになったと言う人には「じゃあもっと高いところに行きなさい」と言うだけで終わりです。
そこが自分のレベルに見合った場所なんだという自覚が必要だと思います。
まあ食べ物に汚れは勘弁だけど、それも交換で済ませるというのはきっと合理的な対応なんだろうな。