今この日本の街中を歩けばどこに行っても目にするのはゆるキャラの姿。
都道府県に一体のみならず市町村に一体。
企業、学校にもそれぞれオリジナルのゆるキャラがいる。
今やありとあらゆるグループにゆるキャラが存在している。
ゆるキャラとグループは結びつきやすいのか。
それは日本の抑圧された社会のせいなのではないか?
ゆるさによってグループ(社会)のストレスを軽減したいという欲求の表れがゆるキャラブームに繋がっていると考えられる。
しかしそれでは根本的な解決にはならない。
そしてその現象はもう何年も続いており、ブームではなくもはや文化として根付いている感さえある。
これはまずい。
ストレス社会を放置したままではこの国は危険だ。
ストレスをごまかすのではなくその原因を直視し打破するしかない。
それにはゆるキャラではない対極の存在が必要なのだ。
ではゆるくないキャラとは?
ゆるキャラの多くは動物であることから人間であること。
着ぐるみではなく素肌。
柔らかい印象の肥満体ではなく剛健な筋肉質。
それらを兼ね備える存在とは何なのか。
そうか・・今この日本に必要なのは・・・・。
シュワルツェネッガー映画を観て危機的状態を打破するのだ!
「ターミネーター2」
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続編の方が評価される稀有な映画。
公開から20年以上経った今でも新鮮な映像技術や名シーン名ゼリフのオンパレード。
"I'll be back" "アスタラヴィスタベイビー”は一度は言いたくなるもの。
「親指を立てて溶鉱炉に沈んでいく」ミームは未だに沈むことなく創作され続けている。
すでに観たことがある人は「有名なんだからストーリー説明ってか紹介自体いらないだろ」と思うかもしれないが、今や観たことがない世代が増え続けているのだ。
信じられないことだが今後の日本のために紹介しておきたい。
これは「未来から来た裸のオス型ロボット2体が激しくぶつかりあう映画」だッ!
「トータルリコール」
高度な科学技術で女装したり火星の地表に出て目が飛び出しそうになる映画。
おっぱいが3つある女性のシーンはなんとあの「宇宙人ポール」にも影響を与えていることで有名だ。
現実と虚構、幻覚が入り乱れる世界は原作者P・K・ディックの特徴的な作風。
子供の頃に土曜ロードショーで一度観ただけの人は今観直さなくては理解したとは言えないだろう。(←ちなみに自分)
現実でもVR技術が進歩してきており、今後の社会への警鐘という面でも知っておく必要がありそうだ。
「プレデター」
ブサイクと言われた宇宙人がブチ切れる映画。
ジャングルの中で特殊部隊が宇宙の「ハンター」と遭遇する事で戦いが始まる。
歴戦の兵士も次々と小鹿のように狩られていく。
そしてただ一人残ったシュワルツェネッガーが未知なる脅威に立ち向かう。
・・・もう最初からシュワルツェネッガー1人だけを戦場に放てばいいのでは?
「コマンドー」
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娘を誘拐された戦士が単身で武装組織に戦いを挑む。
誘拐した理由や目的は途中からもうどうでもよくなり最後はシュワルツェネッガーと敵との戦いになる。
しかも大体殴り合い。
戦う理由は「シュワルツェネッガーがそこにいるから」で十分なのだ!
「トゥルーライズ」
スパイが公私混同で浮気調査をしている内に誘拐された娘を助けに行く映画。
シュワルツェネッガーの娘は大体誘拐されてしまう!
イスラム主義とアメリカが対立しテロが頻発する世界を予見していたと言える。
「ツインズ」
シュワルツェネッガーはアクション無しでも映画に出る。
しかし隠しきれない筋肉。
さらに天才の弟という役どころ。
だらしない兄とギャップのあるデコボココンビだけど、もうシュワルツェネッガー一人で普段の役柄とのギャップがすごいぞ!
シュワルツェネッガーとシュワルツェネッガーが遭遇する映画。
いわゆる劇中劇にさらにひねりを加えた設定なのだが、シュワルツェネッガー映画好きの少年が観ればそのファンタジー感は不思議なリアリティーを帯びて胸をわくわくさせその世界に没頭することだろう。
この映画はシュワルツェネッガー以外では成り立たなかったはずだ。
それくらいシュワルツェネッガーは何をやらせてもシュワルツェネッガーでしかないのだ。(たぶん褒め言葉 )
「エンドオブデイズ」
世界を滅ぼす程の悪魔に筋肉で対抗するシュワルツェネッガー。
作中に一貫して漂う終末感あふれる雰囲気は素晴らしい。
僕は毎回新年を迎える度に彼に感謝している。
悲しくも晴れやかな新年の冷たい空気を最後に感じるだろう。
ってことでシュワちゃん映画が好きなだけのやつでした。
それにしても大作ばかりですね〜。
隠れた名作みたいなものは全然なかった。
シュワちゃんは偉大なり。