職場に鬱病になった人がいるんですけど、環境を変えるためにもともとの持ち場を離れて僕らのチームに移ってきました。
昔からきつく言うタイプの人だったので僕らのチームの派遣社員にもある日怒鳴ったことがあります。
それでどんどん使いにくくなって流れ流れて僕の下で補助をすることになりました。
作業の流れはわかっていることなのでひとまずやってもらいました。
全体的な流れは一緒なのですが僕はちょっと違うラインなのでそこに適したやり方に合うように後で修正しようと考えたのです。
それで一連の作業後に「ここはこうお願いします」「これは同じ物なので合わせてもらっていいですか」という風に希望を伝えたところ次の日から休むようになりました。
理油は「僕にダメ出しされて自信が無くなった」とのこと。。。。
いやいや。。。普通のお願いだろ。。
ダメとか否定的な言葉や責める言葉は全くなく、というか別に怒りなんて微塵も感じてなく調整しようという意図しかありませんでした。
上司と話しした結果はやっぱり全く問題ないとのこと。
ただ病気だからそこは理解しようということになりました。
まあ病気なのはわかるけど、今まで自分は散々目下の人にきついこと言ってたのになんなんだよ!鬱病を理由にするってずるくね?
・・・と思ってしまったのですが、後々考えてみるとその人は確かに他人に対して厳しかったけど、自分にも厳しかったんだろうなと。
それも自分を鬱病にまで追い込んでしまうほどに。
「鬱は甘え」なんて言葉があったけどそれは逆で、他人にも自分にも甘えられなかった人が鬱病になってしまうのではないでしょうか。
まず自分に優しくすることが大事なんだろうなあと。
そう思うと彼を生温かい目で見られるようになりました(笑)
まあ僕も一つ経験になったなという出来事でした。