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期待と裏切りの殺し屋映画

殺し屋を描いた映画は数多くあります。

現実には身近な存在でもないのになぜこんなにも人気があるのでしょうか。

破滅的な生活なのであまりハッピーエンドは多くないし、仲間なんかも死んだりして観ていて辛いジャンルのような気がします。

そんな数ある中でも一番人気、名作といえばリュック・ベッソン監督の"LEON"だと思います。

 

そんな殺し屋映画の中から去年観た2作と好きな1作を紹介します。

(もっと観てるし後からどんどん追加しちゃおうかな)

 

 ジョン・ウィック

キアヌ・リーブス主演でアクションの派手な殺し屋映画。

しかも大人気ってことで期待して観た作品。

そして観てみると、え!?え!?こんなのでいいの?っていうくらいキャラも設定もストーリーも雑。

そしてなにより驚くべきはこれが高評価を得ているというところ。

マジで謎。

キアヌがかっこいいという以外に何の取り柄もない映画。 

 ジェイソン・ステイサム主演の「メカニック」も同じく世間からは高評価だけど、自分的には駄作。

あれもあかん。

一応続編も観ます。

 

 

ザ・ファブル

 漫画原作の邦画ということで全く期待無しに観た作品。

しかも漫画は読んだことがあり好きな作品なのでもう抵抗感しかありません。

キャスト発表の段階でも「岡田くんな〜。かっこいいけど違うよな」とか思ってました。

でも友人からお薦めされたので観るしかない。

そして観始めると冒頭のドタバタ感。。無駄なCG。

何この鬼滅の刃、炭治郎の隙の糸みたいなやつ。。。もうだめだ。

と、思ったのですが観進めると他は原作に寄せている点が多くて世界観が馴染んでいました。

ヨウコ、社長はイメージぴったり。

そして最高だったのが柳楽優弥

あのめっちゃ嫌なチンピラぶりを観て欲しい(笑)

役者ってすごいなと思わせてくれました。

映画のオリジナルキャラ、ストーリーはイマイチだったけど、もともと期待値が低かったのも相まって全体的にはなかなか良かったです。

続編も観たい!

 

原作漫画

comic-days.com

 

ゴースト・ドッグ

ストリート、アート、哲学的な内容が最高にクール。

ウータンクランも出ててヒップホップファンとしてはそこも嬉しい。

ラストシーンの武士道を貫く主人公は日本の昔の時代劇の侍のよう。

現代の価値観から言えばそれは不条理に映ることでしょう。

他に印象に残ったのは屋上で船を作っている人。

誰に見せるわけでも役に立つわけでもないのに、作りたいという気持ちに素直な姿勢にアーティストはかくあるべしと思わされました。

惜しむらくはアクションの弱さ。

敵のマフィアがおじいちゃんなので動きにスピード感が無い。

しかも主人公も刀を使わない。

日本刀で暗殺するのかと思ってました。

できればリメイクをして刀を使って敵を斬りまくるスピード感あるアクション映画に仕上げて欲しい。

もちろんサントラはRZA。

って「ブレイド」みたいになりそうだな(笑)

ブレイドはその点派手ですでにかっこいいのですが、リメイクされる噂あるし楽しみ。