映画館で観る映画っていいですよね。
やっぱり大画面で迫力ある映像と音を楽しむのって格別です。
と、思うのですが最近映画館で映画を観ることがほとんどありません。
今や年に1回くらいかな。
料金もどんどん高くなって気軽な娯楽ではなくなりつつあります。
あれもこれもお試しで観ようかとはならないですよね。
でもそれで失敗しないように色々下調べしたりして事前に映画の情報をあれこれ知ってしまうというのもなんだかな〜。
それから予告編やCMが多過ぎます。
本編始まる前にポップコーン食べ終わってしまうよ!!(自分のさじ加減)
映画館のもう一つの問題として周りが気になるというのもあります。
ガサガサ音がしたり、スマホ画面光らせたり、着信音鳴らしたり・・・。
2時間くらい我慢しよ?
昔隣に座ったカップルがいちゃついて辛かったことがあります。
アクションシーンでは画面を観ているんですがストーリー部分ではいちゃつき出すんです。
何しに来たんだ・・・。
かなりイラついてしまったのですがその場を離れるわけにもいきませんし、注意することもできない。
しょうがないので『これは穏やかな心を得るための修行なんだ・・・』と思うことで乗り切ることにしました。
でもそうやって一呼吸置くとスッと気が楽になり嫌ではなくなったのです。
『他人がこうあるべきと考えることはエゴでしかないのだ』と一つの悟りを得ることができました。
もはや聖者です。
なんなら男性の方が寝だした時に『もったいない。起きて楽しんで欲しいな』と気遣う余裕すら生まれました。
そこまで思えた自分を褒めてあげたい。
とまあ映画館では周囲が邪魔になってしまうことがあります。
だからこうゆうゴーグル的なやつを着用して
視界を遮り没頭するしかないよね。
ってこれVRじゃん。(違う)
これは10年前に冗談で描いたものですが、今やVRさえあればどこでも大画面で観ることができます。
映画館はさらに苦境に立たされるのでしょうか。
それとも4Dのように体感できる凝ったアトラクションとして進化していくのでしょうか。
でも「みんなで観る」ということ自体が映画館の良さなのかもしれません。
映画が終わってエンドロールが流れ出した時に感動を共有しているような気分になりませんか?
それが作品の印象をよりよくしている部分もあると思います。
感動できなかったら疎外感になるかもしれませんが・・・。(フォースの覚醒がそうだった)
しかしVRはそこまで再現するかもしれません。
映画館の雰囲気を写したりニコニコの字幕みたいなもので感想言い合うとか。
あれもfacebookのライブで似た感じのあるし、人々が求めていることなのではないでしょうか。
「共有」「繋がる」がこれからの映画館業界のポイントなのかなと考えてみたのですが、すでに行われている応援上映がそれにあたるのかな。
それが嫌な人は爆音上映とか。
今後の映画館はどうなっていくでしょうか。
まあ個人的に一番実現して欲しいのは昔の白黒映画の着色再上映なんですけどね。